これからタイで不動産投資をする、あるいは移住するといった場合には不動産を購入することになります。しかし、外国人はタイで不動産を購入できないという話を聞いたことのある人がいるかもしれません。そこで、タイにおける外国人の不動産購入について知っておいてもらいたいことを説明しましょう。

 

1.タイでは外国人が土地を購入することはできない

タイでは不動産取得について日本とは異なるルールがいくつか存在しています。その1つとして、タイでは外国人が土地を購入することができないのです。土地所有制限として、外国人は法人を含み土地の取得が許されていません。ただし、4,000万バーツ以上の投資をはじめとした条件を満たしている場合、居住用として16,00平方メートル以下の土地の取得は可能です。しかし、この例外条件の適用を受けられる人は限られているため、基本的にタイでは土地の取得ができないと考えておきましょう。

 

土地を購入できないため、戸建住宅やタウンハウスをタイで外国人が購入することはできません。土地付きの不動産を購入して所有することができないのです。ただし、土地付きの不動産を借りることはできます。

 

2.タイでは土地を含まない不動産を購入することは可能

タイでは土地を外国人が取得できないだけであり、建物については外国人でも自由に購入できます。そのため、居住用や投資用としてコンドミニアムを購入することが可能です。コンドミニアムは日本における分譲マンションのようなものであり、マンションの住戸を個別に買うことになります。

 

ただし、コンドミニアムの所有については、1棟において購入面積割合が外国人49%、タイ人51%までと定められているため注意しましょう。そのため、これからコンドミニアムを購入する際には、外国人がどのくらいの割合で購入しているか比率を事前にチェックする必要があります。また、比率が上限に近くなっていると、コンドミニアムを手放して転売するときに困るケースもあるため注意しましょう。

 

3.タイの不動産でコンドミニアムはおすすめ

タイでは外国人が所有できる不動産はコンドミニアムしか選択肢がありません。ただし、コンドミニアムそのものは、さまざまな点で魅力的な不動産のため、特に不便さを感じることはないでしょう。

 

コンドミニアムは分譲マンションのようなものであり、たくさん建てられています。それぞれの部屋ごとにオーナーが異なり、契約条件やインテリアなどにこだわることが可能です。コンドミニアムで所有している空間については、オーナーが自由に内装を整えることができます。そのため、自分が快適に過ごせる環境に整えれば満足できる住まいになるでしょう。

 

コンドミニアムを不動産投資に活用する場合は、部屋を貸し出して家賃収入を得ることができます。たとえば、現地の日本人向けに貸し出すことにして、日本人好みの設備や内装を整えておくのです。上手く日本人居住者を集めて、長く住んでもらうことができれば、安定した家賃収入を実現できます。

 

4.タイで外国人が不動産を購入する際の注意点

もし、タイで外国人として不動産を購入するのであれば、コンドミニアムを購入します。その際にコンドミニアムの土地の所有者が誰なのか確認しておきましょう。開発会社が土地を所有しているならば問題ありません。しかし、所有者がそれ以外のものである場合は、長期リース契約になっているケースがあります。この場合、リース契約が切れると契約の延長をしない可能性があるのです。将来的にコンドミニアムの住戸を売却する際には、残存するリース期間が少ないと売値が下がってしまうこともあります。事前に土地の所有者を確認しておきましょう。

 

5.まとめ

タイでは外国人が土地を所有できないことを覚えておきましょう。そのため、不動産購入はコンドミニアムを選ぶのが一般的です。その他の注意点についても意識しておきましょう。